[ネタバレあり]ひるね姫を観た
結論
最後がキレイに終わって良かった。エンドロール除けば(理由は後述)面白いので興味がある人は観た方がいいです。
実は僕は神山監督の作品はほとんど観たことないので、神山監督の過去作品と比較して云々みたいなことは書けないんですが、ファンタジックなSFって感じですか。ファンタジー+SFではなく、ファンタジックなSF。「夢の世界と現実の世界が繋がる」というファンタジー要素を軸に話が進んでいくんですが、自動運転技術と権力闘争をめぐる話なので、まぁどっちに分類するかっていったら、SFかなぁと。でもなんかSFとも違う気がするんだよなぁ、うまく表現できにゃい。
これは完全に一個人の戯言なのであんまり絡まないで欲しいんだけど、「宮崎駿が(作らない|作れない)ジブリ映画って感じだなぁ」って印象は観る前からあって、観たら完全にそうだった。あのエンジンヘッドの滑稽な動かし方とかは宮崎監督っぽいなぁと思ったんだけど、一方でタブレットやらスマホやら自動運転のプログラムとかそういうかなり現実に近いようなことはあのおっさんは絶対やらんだろうなって思うので、やっぱりこれは「宮崎駿が(作らない|作れない)ジブリ映画」なんじゃねぇかなぁと。これ、エンジンヘッドの造形物とか出ないかなぁ。めっちゃ欲しいんですけど。完全変形ハーツとかも出たら即買いしそうです。
この映画の存在を知ったのは「ポッピンQ」でCMが流れてて「これ児島が舞台やないか」ということで「これは(岡山県出身の)親を引っ張っていって見に行くぞ」ということだったのですが、うちの親にはタブレットやスマホを駆使した情報戦とか、自動運転とか大企業病とかこういうテーマは理解できんだろうなと思って、結果的には一人で見に行きました。うん、それで正解だった。
岡山弁はねぇ、イントネーションが独特すぎてそこはやっぱり出せないんだよなぁって思いました。とはいえ「でーれーもんつくっとるなぁ」とか完璧に岡山弁すぎてなぎーさん感動しました。
とりあえずBD出たら部分的に見せてみたいと思います。
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