前回がC88なので、久々のサークル参加です。 BUSTERWORKSというサークル名で、IT系同人誌を出しているサークルをやっております。過去の作品とか今回出した作品とかは サークルのサイト に書いているのでそちらをご覧ください。 元々はサーバ擬人化ユーザー会さんのお手伝いをしていて自分の本を委託で出したことがコミケ本格参加のきっかけで、次回から個人サークルで出るようになり、しばらくしてから自宅ラック友の会さんとの合体申し込みになり、久々の参加となる今回は単独参加になりました。 今回は既刊2種類、新刊2種類、各20部づつで合計80部という「なんか久々に多く刷った気がする」という布陣で臨みました。いつもはものによって15部とか10部とか、微調整するんですが。 BUSTERWORKSの特徴として「多品種少量生産」というのがあります。新刊1種類で250部とか370部とか頒布してるサークルさんはすごいなと思いながら、うちは「ニーズよくわかんないのでいろいろだしてリスク分散しましょ」みたいな感じでこういう風になりました。 昔は漫画も出していたんですが、漫画よりも文字本のほうが明らかに人気があったので、今は完全に文字本だけのサークルになりました。 コミケの場合「新刊全部ください」という「新刊全部買い」の参加者の方も多いので新刊はそれなりに出ると見込めるのですが、既刊は15部とか10部とかしか刷ってこないことが多いのです。それでここ数回は全部完売して店じまいって感じだったのですが、今回は均等に刷っていったので、「IT業界あるある(仮)2」が完売した以外は全部3部づつ残りました。まぁ僕としては、次回参加が不可能になるくらいの赤にならなければいい、帰りに大荷物にならなければいい、というのが達成できていれば問題ない感じなので、「まぁこれくらいが適正値なのかな…」というのが今回の手応えでした。 結局のところコミケ参加は毎回実験です。仮説→検証→修正の繰り返しです。最初の頃は「完全に大人の道楽」というレベルだったのですが、最近はようやく人件費を除く原価は賄えるようになってきたので、だんだん私もサークルも成長していっている実感があり楽しいです。 コミケの良いところは「競争」じゃないところだなぁと個人的には感じています。もちろん「何とも比較されていない」わけでは